少年サッカー備忘録
Created by 10 on 26 11月 2010 | Tagged as:
少年サッカーの審判ならではの審判の備忘録です。
厳密に書くと、文章が長くなりすぎますので、簡略化して書いています。
間違いがあればコメントより教えて下さい。
審判をする前に一読しましょう。
第1条 競技のフィールド
少年サッカーの試合についてはフィールドの大きさ(タッチラインとゴールラインの長さ)は正確に規定されたものはないため、ここでは全国少年サッカー選手権などの公式戦で使われているサイズを記載しています。
項 目 | 少年サッカー |
タッチラインの長さ※ | 66m~78m |
ゴールラインの長さ※ | 48m~54m |
ペナルティエリア | ゴールポストから12m×12m |
ゴールエリア | ゴールポストから4m×4m |
センターサークルの半径 | 7m |
ペナルティアークの半径 | 7m |
ペナルティマークからゴールラインまでの長さ | 8m |
ゴールの長さ | 5m |
ゴールの高さ | 2.15m |
第8条 プレーの開始および再開
(1)キックオフから直接得点することができる。
(2)他の競技者がボールに触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合
⇒違反地点から相手の間接フリーキック
(3)ドロップボール
⇒特に低学年等の場合、ぶつかった、ボールが当たった等においては早目に停止し安全を確認する。ドロップボールで再開。
第12条 ファウルと不正行為
(1)直接フリーキック
⇒6項目(不用意に、無謀に、あるいは過剰な力)
● 相手をける、またはけろうとする
● 相手をつまずかせる、またはつまずかせようとする
● 相手に飛びかかる
● 相手をチャージする
● 相手を打つ、または打とうとする
● 相手を押す
⇒4項目
● ボールを奪うために相手にタックルをし、ボールへ触れる前に相手に接触する
● 相手を抑える
● 相手につばを吐きかける
● ボールを意図的に手で扱う(自分のペナルティーエリア内のゴールキーパーを除く)
(2)間接フリーキック
⇒4項目(ゴールキーパー)
● ボールを手から離すまでに、ボールを手でコントロールしている間に6秒を超える
● ボールを手から離して、そして他の競技者が触れる前に、そのボールに手で再び触れる
● 味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手で触れる
● 味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手で触れる
⇒4項目
● 危険な方法でプレーする
● 相手の前進を妨げる
● ゴールキーパーがボールを手から離すのを妨げる
● 競技者を警告する、あるいは退場させるためにプレーを停止する、12条のこれまでに規定されていないその他の反則を犯す
第11条 オフサイド
(1) ゴールキック、コーナーキック、スローイングはオフサイド対象でない。
第15条 スローイン
(1) スローアーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)
⇒違反地点から相手の間接フリーキック
(2) スローアーが意図的にボールを手で扱った場合
⇒違反地点から相手の直接フリーキック。ペナルティーエリア内は、ペナルティーキック。
(3)相手競技者がスローアーをアンフェアに惑わせたり妨げたりした場合
⇒反スポーツ的行為でイエローカード。
(4)その他の違反
⇒相手チームのスローイン
第16条 ゴールキック
(1)ボールがペナルティーエリアの外に直接けりだされなかった場合
⇒ゴールキックのやり直し
(2)インプレーになってキッカーが連続で触る(手以外)
⇒違反地点から相手の間接フリーキック
(3)インプレーになってキッカーが意図的にボールを手で扱った場合
⇒違反地点から相手の直接フリーキック。ペナルティーエリア内は、ペナルティーキック。
(4)その他の違反
⇒ゴールキックのやり直し